安全なお産を迎えるためには、妊婦さんの不安や緊張をできるだけ和らげ、リラックスした状態でのぞむことが大切です。
当院は、出産や育児への喜びや活力を育む場として、患者様に心地良くお過ごしいただけるよう、できる限りのシステムやサービスをご用意しました。
新しい命を授かった皆様が、自分自身の力を信じて、すばらしい出産を迎えられますように。私たちが精一杯サポートいたします。
出産は、女性が生まれ持った力を最大限に発揮して成し遂げられるものと私たちは考えます。当院では自然分娩を尊重し、母児の安全を第一に考えながら、不必要な処置・過度な処置は行いません。会陰切開もできるだけ避け、「切れないお産」を目指しています。また、分娩の際には、助産師がお一人お一人の力を発揮できるようサポートいたします。分娩のお部屋には「BSS バースサポートシステム」を導入。陣痛発作時から産後の休息まで、高いリラクゼーション効果が得られるように考えられた音楽や照明が、スムースで感動的なお産を支援します。
「一人ひとりの患者様に、いいお産を提供したい」。それが、出産を控えた患者様を支えるスタッフ全員の思いです。出産・育児という未知なことへの不安、産前・産後の身体の変化をしっかり受け止められるよう、ベテランの助産師がチームワークでケアしています。特に産後の入院中には、赤ちゃんのお世話と同時にやってくるお母さん自身の疲労や変化に、戸惑われることも多いはず。妊娠・出産時にトラブルがあった方、帝王切開の方へもしっかりケアを行っていきます。全室個室というプライバシーが守られた環境で、いつでも私たちにご相談ください。
妊娠期より乳房のお手入れ・マッサージを指導するなど、母乳育児のサポートをしております。母乳は赤ちゃんにとっての完全な栄養であり、授乳によってお母さんの産後回復が早くなるなどのメリットもあります。また何よりも、お母さんと赤ちゃんとの絆を育む大切なコミュニケーションのひとつになります。入院中は母子同室での頻回授乳、授乳指導を行うほか、退院後も乳房トラブルについて、いつでもご相談をお受けしております。
お産後の入院期間(通常5〜6日間)は、出産という大仕事を果たしたお母さんへの「ご褒美の期間」と位置づけ、お料理やエステ、また院内・個室内のインテリアなどを通じて、喜びを満たす時間・空間をご提供しております。快適な環境の中で心身ともにしっかりと休息をとることが、退院後の新たな生活への活力につながっていくと私たちは考えます。当院からのご出産のお祝いとして、フルコースの「お祝いディナー」(院内レストランでご家族とお食事が可能)と、産後の疲れを癒す「マタニティエステ」(院内のSalon de Rosaにて)をご用意しております。
入院中だけでなく、退院してからや他院で出産されたお母さんへも母乳ケアを行っています。乳腺炎の場合では、院長の診察後、院長の指示のもと助産師がおっぱいマッサージを行っています。断乳や卒乳の際はおっぱいマッサージに加え、断乳・卒乳のスケジュールや生活面での注意点の指導を行っています。
おっぱいについてご心配な方はご相談ください。